DESIGN
建築家 陶器二三雄がR134沿いに描く、
秋谷海岸を見渡すハイエンド賃貸レジデンス
ライフスタイルの多様化に応える
ハイエンドレジデンス
「ミニマルデザイン」 が生む余白の空間
三浦半島秋谷・立石海岸は江戸時代の風景絵師安藤広重が
「総集三浦明也の里」と題して描いており、丹沢・箱根・伊豆連山や、
その上に浮き出た富士山の借景は、 周辺の漁港とともに今も変わらぬ
閑静な佇まいを保っている。
秋谷は時間距離にするとリゾートとしては驚くほど
都心から至近距離にあり、 都会とは全く違う秋谷海岸の美しい自然の中で
過ごす日々に思いを巡らし計画した。
デザインの基本はミニマルデザイン。
余計な線や形、 装飾などの無駄を削ぎ落とし、日々変化する光の色、潮の匂い、
波の音と呼応する余白のある空間構成とした。
リゾート住居として、心地よい居場所での上質な時間を演出する2つの特色のあるしつらえをデザインした。
ひとつは外壁から2m50cm 海に張り出したアウタールームのような広いバルコニー。
朝焼け、海に沈むサンセットの眺め、そして漆黒の星空の下、尽きることのないゆったりとした時間を
過ごす空間を体験していただきたい。
もうひとつは、広いリビングに設けた4、 5人が坐れる大きなキッチンテーブル。
湘南の新鮮野菜や漁港の朝取れ魚介などを料理しながら食べ、
友人や家族とゆったり会話を楽しむ場と考えた。
この秋谷海岸の住まいで、 ひとりひとりがシンプルながらも美しい空間を愉しみ、
思い思いのライフスタイルを過ごされることを願って。